成功事例

現場の声を活かした新事業チャレンジと店舗改革

業績悪化を回避する経営資源の最大活用

経営上の背景

外部環境要因

  • ネット販売・電子書籍等「バーチャル書店」の発達で活字離れが進展
  • ダウンロード機能の普及により、CD/DVDレンタル減少
  • 国内出版市場は1996年がピーク、20年間で半減
  • 県内書店数は約400店から200店と激減

内部環境要因

  • 大手出版会社との永年のパイプによる安定した調達・提供力
  • 自治体の信頼も厚く、公立図書館の指定管理業務受託
  • 売上減が激しいエリアは異業種に転用
  • 書店業は価格の自己裁量権が乏しい
  • 社風は受動的で新規対応力が弱い

解決プロセス後に得られた成果

組織全体のコミュニケーションが活性化し、新事業形態転換・業務効率化などの改革がボトムアップによって実現できた

解決プロセス

「ビジネス提案ができる土台作りと課題認識」

目的

自由闊達な議論の事前準備

  1. プロジェクト体制の構築
  2. ビジネスモデル検討手法の習得①SWOT②OODA等
  3. 検討目的の確認
  4. 現状分析①社内計数資料の活用②店舗顧客アンケートの実施・解析③各店舗の課題抽出
  5. 収益改善策の検討
ポイント
  • プロジェクトの円滑な推進のためにフレームワーク教育を行う

STEP2へ進む

「収益改善に向けた具体的実行」

目的

現場の声を生かした具体策の落とし込み

  1. メンバーによる収益改善提案会議の実施
  2. 店舗毎の収益改善策の検討
  3. アクションプランの策定
  4. 店舗毎の収益改善策の実行①営業戦略目標の設定②固定客への新商品提案 等
ポイント
  • 組織横断的なコミュニケーションを活性化する仕組み作りと実行

STEP3へ進む

「店舗改革と業務効率化」

目的

活性化した組織風土を社内改革に生かす

  1. 店舗改善課題検討
  2. 実態調査と問題抽出①係数分析②顧客情報整理
  3. 業務効率化改善課題検討①現場ヒアリング②業務棚卸
  4. 問題点抽出
  5. 改善策の実行
  6. 継続的な生産性向上策の実施
ポイント
  • 店舗スタッフの業務の棚卸と、業務負荷の適正化と可視化を行うとともに、パート・アルバイトを含む人事評価制度導入でモチベショーン向上を図る

企業概要

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