課題解決の基礎
本サイトの「成功事例」は、経営課題の解決プロセスをPDCAサイクルで表現しています。
PDCAサイクルは、様々な管理業務を円滑に進めるための手法です。
PDCAサイクルでの課題解決プロセス
PDCAサイクル
PDCAサイクルとは、事業活動における生産管理や品質管理等の管理業務を円滑に進める手法の一つです。
Plan(計画)⇒Do(実行)⇒Check(評価)⇒Act(改善)の4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する方法です。
本サイトで成功事例として提示されている個別事例では、PDCAサイクルを展開させ、
課題解決を図るプロセスの最も重要なポイントのみを示していますが、このページでは、PDCAサイクルの一連の流れを示します。
プロセス詳細
-
STEP1
プロジェクト体制の構築
- ・参加メンバーの役割と責任範囲の明確化
- ・参加メンバーの合意
- ・目的、方向性の明確化
- ・体制構築
- Step1:プロジェクトで何のために・何を・いつまでに行うかを決める(目的・内容・期間)
- Step2:役割と責任範囲を決め、メンバーの合意を取る
- Step3:何をどのように実行するかの項目を決める(内容詳細)
- Step4:プロジェクトのスケジュール・計画を表にまとめて共有する
- ・
-
STEP2
現状分析
- ・内部・外部環境の把握
- ・経営資源(制約条件)の把握
- ・必要に応じて「見える化」の実行
- ・リスクの把握
- ・問題の推定
- <現状分析を上手く進めるための質問>
- Q1, 誰が、何を見たいのか?
- Q2, 現状、見えていることは何か?見えていないことは何か?(見える化の状況確認)
- ・
-
STEP3
あるべき姿の想定
- ・全体目標・成果の明確化
- ・全体期待価値(めざす成果)の決定
- ・個別目標・成果の明確化
- ・個別期待価値(めざす成果)の決定
- <あるべき姿の想定を上手く進めるための質問>
- Q1, 最終的な経営上の目標・目的は?
- Q2, 営業はどうあるべき?既存/新製品では?売り方は?
- Q3, 生産はどうあるべき?品質は?原価は?納期は?作り方は?
- Q4, 資金繰りは?投資は?人材育成・採用は?
- ・
-
STEP4
成果のデザイン
- ・現状とあるべき姿のギャップ分析
- ・問題の特定
- ・課題の絞込み・優先順位付け
- ・戦略の絞り込みと意思決定
- ・
-
STEP5
実行計画の策定
- ・改善施策・実行計画検討
- ・成果指標の明確化と確認タイミングの決定
- ・役割分担・責任範囲の明確化
- ・実行計画の決定
- ・実行計画の周知(目的の共有)徹底
- <実行計画を上手く作成するための質問>
- 誰が実行者?誰が管理者(責任者)?
- 具体的な目標値はなに?
- 具体的な取り組み内容はなに?
- 実施期間はいつからいつまで?
- 成果確認はいつどうやって誰が?
- ・
-
STEP6
実行
-
STEP7
確認評価
- ・実行計画の進捗確認
- ・実行計画内容の効果確認・検証
- ・残された課題の明確化
- ・目標・成果の達成度評価
- ・
-
STEP8
改善
- ・残された課題への改善施策、実行計画検討
- ・新しい改善プロジェクトの役割分担・責任範囲の再調整・明確化
- ・新しい改善実行計画の決定・推進
- ・
-
課題解決プロセスの継続的実行
- ・新たな課題の特定
- ・目標・成果(目標)の明確化
- ・期待価値(めざす成果)の決定
- ・戦略の絞り込み
- ・意思決定
- ・