成功事例
研究開発型企業の発想の転換
トップセールスからの依存脱却を目指した提案営業への変革
経営上の背景
外部環境要因
- ・コロナ渦で売上高が大きく減少
- ・ロボット化や自動化、無人化ニーズの高まり
- ・成長分野である半導体や自動車の分野での認知が不十分
内部環境要因
- ・業界トップクラスの主力製品・周辺ユニットまでを開発する高い技術
- ・経営者のトップセールスに依存
- ・顧客視点が弱く用途開発や新規販路開拓が経営課題
解決プロセス後に得られた成果
学術的・技術的発想(プロダクトアウト)から顧客起点(マーケットイン)へと意識を転換できた
解決プロセス
「マーケティング戦略の策定」
目的
現状把握と新市場展開構想の検討
- 検討体制の構築
- 現状を整理①企業方針②ありたい姿の検討
- 経営状況の把握・事業目標の策定①経営課題の設定②技術・営業の状況の確認
- マーケティングコンセプトの策定
- ポイント
-
- ・顧客視点からマーケティングコンセプトを検討する
- ・
「新市場展開のマーケティング企画」
目的
ターゲット市場のニーズ洗い出し
- ターゲット市場の状況把握
- 製品の強みの整理
- 競合品等との比較・差別化要因抽出
- 顧客課題の検討
- ニーズの明確化
- 提供価値の設定
- ポイント
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- ・顧客の具体的な困りごとを明確にし、自社製品で解決できるか検証する
- ・
「テストマーケティングに向けたプレゼン資料の準備」
目的
提案型営業ツールの準備
- 顧客提供価値のブラッシュアップ
- プレゼン資料の作成
- プレゼン資料のストーリー性の再確認
- 提案先の検討
- 提案実施による仮説・検証
- ポイント
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- ・提案先での想定用途を踏まえた仮説を立案し、ユーザーおよび経営者・幹部目線での企画を作成する
- ・
企業概要
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企業名
株式会社TS
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事業内容
ポンプ・圧縮機器製造業
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資本金
10百万円
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従業員数
34人
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売上高
502百万円(令和2年12月期)