成功事例

事業化に向けた
量産体制の確立

新分野への製品供給にむけた量産化の技術的な問題解決

経営上の背景

外部環境要因

  • 本業の合繊織物の染色整理加工の需要の減少
  • 新興国の技術向上

内部環境要因

  • 新製品の試作品での引き合いがあり、事業拡大が見込める
  • 事業化を図るため、量産時の技術的信頼性と収益性を高める必要がある

解決プロセス後に得られた成果

量産化の技術的な問題解決によって事業化の目途、量産時の設備投資の検討基準が得られた

解決プロセス

「生産プロセス全体の見直し」

目的

量産化に向けた基本条件の整備

  1. 検討プロジェクト体制の構築
  2. 顧客の要求品質の把握
  3. 製品仕様の検討
  4. 材料の品質特性の把握
  5. 量産時の課題の把握
  6. 全工程での加工技術の見直し
ポイント
  • 量産時に影響を与える変動要因の洗い出し
  • 部分最適ではなく生産プロセス全体での最適化を目指す

STEP2へ進む

「基本品質確保の最適生産条件の検討」

目的

生産システムの再構築

  1. 品質特性と影響要因の関係性の明確化
  2. 良品条件・管理項目の検討
  3. 設備・治具仕様の検討
  4. 実機での検証実験
  5. 不具合要因への対策
  6. 製造コストの見積り
ポイント
  • 品質特性と影響要因の関係性を明確にし、生産プロセスへ即座にフィードバックする
  • 実験を繰り返し、最適生産条件を探る

STEP3へ進む

「信頼性・収益性の確保と継続改善」

目的

安定生産に向けた継続的改善

  1. 実操業でのテスト生産
  2. テスト結果分析による最適条件の決定
  3. 設備仕様の調整
  4. 作業手順書を作成
  5. 生産性・収益性確保に向けた検討(歩留まり、バラツキ低減など)
  6. 収益性確保に向けた継続的なPDCA
ポイント
  • 生産課題の共有と継続改善の仕組みを構築し、信頼性向上を目指す
  • 収益性確保に向け、仕様適正化、工程簡素化、稼働率向上を目指す

企業概要

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