成功事例
事業化に向けた
量産体制の確立
新分野への製品供給にむけた量産化の技術的な問題解決
経営上の背景
外部環境要因
- ・本業の合繊織物の染色整理加工の需要の減少
- ・新興国の技術向上
内部環境要因
- ・新製品の試作品での引き合いがあり、事業拡大が見込める
- ・事業化を図るため、量産時の技術的信頼性と収益性を高める必要がある
解決プロセス後に得られた成果
量産化の技術的な問題解決によって事業化の目途、量産時の設備投資の検討基準が得られた
解決プロセス
「生産プロセス全体の見直し」
目的
量産化に向けた基本条件の整備
- 検討プロジェクト体制の構築
- 顧客の要求品質の把握
- 製品仕様の検討
- 材料の品質特性の把握
- 量産時の課題の把握
- 全工程での加工技術の見直し
- ポイント
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- ・量産時に影響を与える変動要因の洗い出し
- ・部分最適ではなく生産プロセス全体での最適化を目指す
- ・
「基本品質確保の最適生産条件の検討」
目的
生産システムの再構築
- 品質特性と影響要因の関係性の明確化
- 良品条件・管理項目の検討
- 設備・治具仕様の検討
- 実機での検証実験
- 不具合要因への対策
- 製造コストの見積り
- ポイント
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- ・品質特性と影響要因の関係性を明確にし、生産プロセスへ即座にフィードバックする
- ・実験を繰り返し、最適生産条件を探る
- ・
「信頼性・収益性の確保と継続改善」
目的
安定生産に向けた継続的改善
- 実操業でのテスト生産
- テスト結果分析による最適条件の決定
- 設備仕様の調整
- 作業手順書を作成
- 生産性・収益性確保に向けた検討(歩留まり、バラツキ低減など)
- 収益性確保に向けた継続的なPDCA
- ポイント
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- ・生産課題の共有と継続改善の仕組みを構築し、信頼性向上を目指す
- ・収益性確保に向け、仕様適正化、工程簡素化、稼働率向上を目指す
- ・
企業概要
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企業名
TO株式会社
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事業内容
染色整理業(合繊織物の染色、プリント加工)
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資本金
80百万円
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従業員数
132人
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売上高
3,312百万円(平成25年10月期)