成功事例
現場改善活動の推進
生産性向上と品質強化、安定的な製品供給
経営上の背景
外部環境要因
- ・黒糖焼酎は、奄美大島のみで製造できる
- ・少子化により飲酒人口が減少している
内部環境要因
- ・特定ブランドの黒糖焼酎売上規模が業界No.1(平成22年以降)
- ・全国区でのブランド確立と新商品開発、現行商品の流通販売や製造現場の生産性向上が今後の課題
- ・これまで人材育成の機会がなく、従業員の自律意識が弱い
解決プロセス後に得られた成果
チームメンバーへの知識付与と意識改革、全社的な継続改善の仕組み化により、自律した人材を育成できた
解決プロセス
「組織化」
目的
改善への
全社的参画意識の醸成
- プロジェクト体制の構築①工場長を全体責任者②各部署長をリーダー③次位者をサブリーダー
- 各部署から幅広いメンバーの招集
- 各部署の現状問題点の共有
- ポイント
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- ・全社改善に向けた一体感の醸成
- ・各部署から幅広いメンバーの参画
- ・
「人材教育と現場改善」
目的
教育機会の付与と
現場改善体験
- 生産性向上知識の付与①5Sの知識②工程分析技法 など
- 知識の活用①知識の現場への落とし込み②現場の実態把握
- 各部署別問題点の洗い出し①抽出・整理②優先順位付け
- ポイント
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- ・全社員での改善ポイントの洗い出し
- ・知識の現場への応用実践
- ・メンバー全員参加で考えることで、改善参加意識の向上
- ・
「仕組み化」
目的
全社を巻き込む継続化に向けた仕組みづくり
- 各部署の改善計画づくり①改善目標設定②管理手法の検討 等
- 改善策の実施と月次管理
- 進捗・成果報告とPDCAプロセスの継続
- ポイント
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- ・STEP②とSTEP③を繰り返す
- ・全員参加の中間・終了発表会で活動進捗報告を幅広く周知
- ・仕組み化するための経営会議での進捗報告
- ・
企業概要
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企業名
株式会社AO
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事業内容
黒糖焼酎、クエン酸飲料の製造販売
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資本金
31.5百万円
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従業員数
49人
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売上高
1,784百万円(平成23年9月期)