成功事例

実績原価及び見積価格の算定方法の
見直しによる採算管理

新原価レートの設定及び見積作成方法の新たな仕組み構築

経営上の背景

外部環境要因

  • 基本的に受注加工で最終需要先の設備投資計画に左右される
  • 大型設備(プラント等)の一部を構成するため、先方の進捗・法規制による仕様変更等が発生する

内部環境要因

  • 非量産品の受注が多いが製品設計から製造治具製作まで対応
  • 溶接技術が高く、一人当たり10件近い技能資格保有
  • 作業工程が長期化し採算管理が困難
  • 採算管理面で予算と実績が乖離

解決プロセス後に得られた成果

新原価レートにより予実管理の精度が向上した。個々人の営業活動のやり方、問題点を共有できた

解決プロセス

「採算管理の仕組みづくり」

目的

採算管理機能の強化

  1. 現状の見積方法の確認
  2. 現状の見積原価算出方法の確認
  3. 現状の実績原価算出方法の確認
  4. 製造原価の固変分解
  5. 加工費・販管費レートの設定
ポイント
  • 財務データを固定費・変動費、直接・間接費に振替える。実績原価算定方式を見直し、原価に紐づけできていない費用の配賦を行う

STEP2へ進む

「新原価レートの営業展開」

目的

根拠のある戦略策定と見積工数削減

  1. 新原価レートでの分野別付加価値率
  2. 新原価レートでの分野別限界利益率
  3. 受注分野別ポートフォリオ分析
  4. 当期予測・前年度実績分析
  5. コスト戦略方針検討
  6. 営業戦略方針検討
ポイント
  • 新原価レートを用いて、合理性の高い営業・コスト戦略策定を行う

STEP3へ進む

「見積作成の仕組みづくり」

目的

見積基準の整理と効率化

  1. 見積作成基準の見直し
  2. 見積可否判断要素の整理
  3. 選定要素の優先順位付け
  4. 見積作成業務のフロー図作成
  5. 見積業務の標準化
ポイント
  • 可否判断要素を5項目に整理し、優先順位をフロー図化。フロー図はベテラン社員の業務の流れに統一

企業概要

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