成功事例
成長分野への新たな挑戦
成長分野である航空機市場に技術力を活かして挑戦する事業計画を立案する
経営上の背景
外部環境要因
- ・従来市場(半導体関連、自動車関連)の部品点数の減少や需要変動
- ・今後の発展が期待される航空関連産業
内部環境要因
- ・設計、加工、検査の一貫事業
- ・炭素繊維強化材料加工、3D切削加工、高精度加工などの保有技術
- ・小ロット多品種への対応能力
- ・航空宇宙向け国際規格JISQ9100の認証取得
解決プロセス後に得られた成果
新市場参入課題および活動方針の明確化により、顧客に向けた当社の主体的取組みが強化された
解決プロセス
「市場の概観と経営資源の棚卸」
目的
市場の特性理解と自社の対応力の見極め
- 航空機市場の市場構造と需要動向の情報共有
- 使用部品素材の調査
- 必要技術の調査
- 社内保有技術の整理と対応可能性の評価
- 関係協力企業、関連機関の航空機市場との関係マップ整理
- ポイント
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- ・航空機市場の樹脂加工製品の活用可能性と対応可能性を整理する
- ・
「ターゲット市場の絞り込み」
目的
自社の優位性が発揮できる市場の細分化と選定
- 当社製品の製品群別活用領域の仮説検討
- 特定製品群の製品単位の絞り込み
- 製品群別ターゲット顧客の選定
- 対象ターゲット情報の収集
- 個別アプローチ方針の決定
- ポイント
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- ・自社の強みが発揮できる顧客群を選定し、選定対象の情報の深掘りと効果的なアプローチ方針を決定し、具体的展開計画に繋げる
- ・
「展開計画の具体化」
目的
製品群別ターゲット顧客別の実行計画の策定と実行
- ターゲット別のアプローチ計画を検討
- 事業計画書として整理、作成
- 全社向け報告会を実施、活動計画の情報共有
- 活動状況の定期進捗会議実施
- 計画実行、進捗フォローアップの継続
- ポイント
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- ・「やるべきこと」の情報共有と、自主的に展開継続できる体制づくりを目指す
- ・
企業概要
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企業名
SJ株式会社
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事業内容
プラスチック製品製造業
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資本金
9百万円
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従業員数
50人(正社員41人)
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売上高
555百万円(令和2年2月期)